こんにちは、ThinkDesignブログ管理人です。
昨日2019年9月1日に、「デザイン×ブランディング~僕らが伝えたいブランディングの話」を開催させていただきました。お越しいただいた皆さま、そしてイベントの実現にご尽力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
当日はJunji Yanagisawa さんとYuji Sakata さんに発表していただきました。二人の話を聞くうちに、筆者の頭にもあれこれ考えが湧いてきたので、ここで少し書かせていただきます。
題して、『〈番外編〉Part3 ブランディングについてあれこれ考えてみた』。
ブランドは、〈集合〉を意識して作るもの
先日、筆者はあるミッションのために、サンフランシスコを訪問しました。(詳細はまた来月のイベントにて話します)
そこで初めて、日本の国際航空会社のサービス品質の高さに感銘を受けました。
というのも、筆者が利用したユナイテッド航空(アメリカの航空会社)があまりにもボロクソで。
いままで日本の航空会社を利用して当たり前だと思っていたことが、海外の会社では全く通用しないのですよね。
面白いことに、サンフランシスコの人たちの間でもユナイテッド航空は悪評高く、逆に日本の航空会社には絶対的な信頼があるとか。
さて、これがどうブランディングと関係するか。
私が思うに、キーワードは『ユーザー』と『数』です。
「ユーザー」のはなし
ブランドは、ユーザー(顧客)がいてこそ成り立つもの。企業が何を伝えるか?よりも、ユーザーがそれをどう受け止めるか?で大きく変わります。
たとえば。ANAとユナイテッド航空、どちらにも顧客はいますが、ANAはその〈大多数〉の心に〈信頼できる〉企業イメージを確立していて、逆にユナイテッド〈二度と使いたくない〉拒否感すら抱かれています。
「数」のはなし
一つの企業や商品に対して、同じ印象をもったユーザーが増えれば増えるほど、それは〈評判〉になり〈クチコミ〉になり、ときには〈ブーム〉や〈炎上〉といった、目に見える形となって現れます。
つまり直接の〈顧客〉以外のターゲットにも響くわけです。
「ユーザー」×「数」
上の2つの話を合わせると、ブランドとは〈それを知る大多数の人が抱いている印象またはイメージ〉と言えるでしょう。
つまり、
次は、ブランドのイメージを変えるための〈ブランディング戦略〉について考えていきます。
お楽しみに。
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