設立への想い

デザインを考える会 代表

Satomi Hoshi

デザインの価値を広めたい

 

デザインという言葉を聞くと、たいていの人が思い浮かべるのは「生まれ持った美的センスのある人が描く、きれいな絵とかイラスト」程度かもしれません。

悲しいかな、でもこれが、日本という国においていかにデザインが過小評価されているかを物語っています。


駅のホーム。会社のパソコン。自宅の調理器具。

人の生活のありとあらゆるモノ・コトには、デザインのエッセンスが凝縮されています。

デザインの価値をもっと世の中に広め、身近な存在にしたい。

会社でできないことを試せる場

 

デザイナーという職業は、響きはカッコいい(?)かもしれませんが、会社勤めならただのサラリーマンです。(はい、筆者のことです。)

当然、会社の方針があり、短期的に利益を生むものでなければ業務として認められないというのが一般常識です。

でも、お客さんにとって本当に良いこと、世の中のために本当に役立つことを考えたとき、効率と利益だけでは語れないものがたくさんあります。


「会社ではできないけど、本当はもっとこんなことを試してみたいんだ。」デザインを考える会では、そんな想いを持った人たちが集まり、アイデアを実験し形にできる場にしたいと思っています。

横浜にデザインを広める

 

関東圏のクリエイティブの仕事は、多くの場合、都内の一部に集中しています。

なぜ他の地域に少ないのか?筆者の率直な疑問です。


理由は2つあると思っています。

1つは、多くの企業がデザインのニーズを見出していないから。(デザインによって企業価値や売上が伸びるという認識がない。)2つ目に、身近に頼れるデザイナーがいないから。(地域に根付いて活動するデザイナーが少ない。多くは都内へ電車通勤。)


学生時代からずっと横浜市で生活してきた筆者にとって、横浜はこれからも長くお付き合いしていく場所。デザインの力で、横浜の企業も人も豊かにしたい。横浜を起点に、クリエイター、企業、市民がつながり、新しい価値を生み出すエネルギー源をつくりたい。そんな想いで活動しています。